まだ月が主役の5:40。
学生時代していたアルバイトの
同期と後輩と北大路駅で待ち合わせ。
そう、ずっとたのしみにしていた
日の出を眺めながらコーヒーを飲む会。
大学を卒業して、社会人になっても
こうやって繋がりがあるのは
なかなか嬉しいものね。
薄い関係だったなと後に嘆くことを恐れ
人と関係を繋げておくことに
少し卑屈になっている部分があるので、
なんの躊躇いもなしに当たり前に
縁を繋げておいてくれるのが
ありがたいし、うれしかったりする。
寒い寒いといいながら鴨川へ向かい、
暗くて手元が見えないまま
準備を進めていく。
ミルク鍋にお水を入れて、
バーナーを点火して。
まだ明け方、日が昇る前。
周りには誰もいなくて静かなので、
自然とわたしたち3人も静寂に飲み込まれる。
たまに「寒いね、、」と呟きながらも
炎を眺めながらお湯が沸騰するのを
待つ時間はなんだか気持ちが
穏やかになってとてもよかった。
気がつくと反対側が
少しずつ明るくなり始めていて、
同期が
「あ〜!まずは月みて飲んで、
もう一杯は朝日みながら飲めばよかった」
と嘆いていた。
たしかに、なかなかいいことを言う。
そうすればよかった。
少し話が脱線するのだけれど、
この1年にポジティブになったと思う。
1年前の私ならば
「そうすればよかった」
と嘆くことしかできなかったけど今は違う。
「じゃあ、次はそうしようか」
といえるようになった。
もちろん日々の気分の波によって
そう言えない日もあるけれど、
自分の持つ思考の選択肢が増えたのよね。
大人になったからこそ、
こういう小さな成長を認めていきたい。
と文章を書きながら思ったのでした。
(スタジオにお戻しします)
スターバックスでアルバイトを始めた
後輩が豆を用意してきてくれた。
ちゃっかりベーグルも。(できる子)
「バリスタじゃん」と煽りながら
コーヒーを淹れてもらった。
おいしかったのに写真がない。
暖をとることに必死だったみたい(笑)
いつの間にかひとが増え、
おじいさんおばあさんが
ラジオ体操をはじめだした。
ここ使うからどいてね、と後からきた
おじいさんおばあさんに陣地を奪われて
「先に取ったの私たちなのに!」
とコソコソ冗談を交えながら移動して。
まだまだ青いね(若いね)と
おかしくなって笑いあった。
私たちも一緒に動いて、朝を迎えた。
まだまだ7:00、
早起きは三文の徳というけれど
まさしくこれかとなった。
なんてったって今から1日が始まる。
帰りの電車、
朝帰りの大学生たちを横目に
今日は何しようかと胸が高鳴る。
そんな気持ちのいい朝のはなし。
zero .
穏やかな記録 。
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