四の五の言わずに


先日、会ったとき
「今年はお任せね〜(おほほ)」と
何やら自信あり気に言ってきた
祖母から荷物が届いた。


誕生日プレゼントだ。


開けたらびっくり、
なんと素敵なレコードプレーヤー。


元々レコードに興味はあったのだけれど、
それはきっと“プロダクト”としてで。


ストリーミングで聴ける時代。
正直、音楽を聴く媒体に
拘りは全くなかった。


英語話せる人すごいだとか、
ギター弾ける人かっこいいみたいな
自分自身が着手するには至らない
「漠然とした憧れ」のような。



いつかは〜なんて思っていたけれど、
その不鮮明さには自覚があった。


なので、その“いつか”が
「まあ四の五の言わずに触れてみなよ」
くらいの軽さで突然家にやってきて、
いますごく不思議なきもち。





お香もそうだけど、
きっかけをもらえるのってとても嬉しい。




『おまりちゃん、モダンなものや
前衛的な物への興味ももちろん
大切にして欲しいけれど、歳をとっても
廃れないものを物選びの基準として
知っておくのもいいものよ(おほほ)』


と電話越しの祖母に言われた。



古い考えの持ち主ではあるものの、
常に褪せない感性を持っている祖母。



最強にかっこいい。



グレイヘアがよく似合う、
ちょうど60歳差の人生の先輩。



少しでも近づくことができるように、
今年は感性を磨きたい。

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zero .

穏やかな記録 。